中学は不登校だった僕が、1ヶ月で高校受験に合格した話

  • 不登校だけど高校受験ってできるのかな…
  • 面接で落とされたらどうしよう…
  • 中学は不登校になったけど高校からはしっかりと学校に通いたい!

これらは15歳の時、僕が実際に悩んでいたことです。

 

はじめまして、ナオキイシイと申します。

僕は中学3年の時、それまで毎日通っていた私立中学に行かなくなりました。

いわゆる、不登校です。

 

「高校からは心機一転がんばろう!」と心に決め、高校受験を決意。

登校日数は周りに比べて圧倒的に少なく不安な状況でしたが、無事に地元の公立高校に合格することができました。

 

この記事では、不登校だった僕が高校受験に成功するまでを書いていきます。

「不登校だけど高校に進学できるか不安…」という方はぜひ読んでみてください。

 

不登校は高校受験に不利?

高校受験をする際、ほとんどのケースで「調査書」と呼ばれる書類の提出が必要になります。

この「調査書」にはそれまでの中学での出席日数や行動・部活動の記録などが記載されています。

科目ごとの成績が載っていない、簡易的な通知表みたいなものですね。

 

この「調査書」を高校受験の際に提出しなければならないと知った時は、「まじか…」と思いました。笑

「中学不登校なのバレちゃうじゃん!」って。

 

「大丈夫かなあ…」と不安を抱きながら、高校受験に望むことに。

 

しかし結果的には問題なく合格!

僕の場合、中学3年の時ほとんど学校に通っていないに関わらず、無事に高校に進学することができました。

 

不登校だった僕が高校受験を決意して合格をするまで

中学不登校だった僕が、どのようにして高校受験に成功したか。

当時のことを思い出しながら詳細に書いていきたいと思います。

 

きっかけは偶然!高校受験を決意!

中学3年の冬ごろ、僕は将来をかなり悲観していました。

学校に通っていないし、特にやりたいこともないし。

「どうにでもなれ!」というような、何に対しても無気力な状態でした。

 

そんな中、その後の人生を変えるような偶然が起こったのです。

 

夜の8時ごろ、コンビニから家に帰っている途中になにやら見たことのある顔の人とすれ違いました。

 

お互いに振り返り、よく見てみると小学生の時によく遊んでいた友達だったのです。

 

友達「久しぶり!どこ行ってたの?」

僕「コンビニいってた!そっちは?」

友達「塾の帰り!」

 

この会話をキッカケに、その場で2時間くらいは喋っていたと思います。笑

 

なにやらよく聞いてみると、高校受験のために塾に通っているようでした。

話が盛り上がったこともあり、友達は軽いノリで言ったんです。

 

友達「おまえ、同じ高校くれば?」

 

僕は即答しました。

「いくわ!」

 

こうして、僕は高校受験を決意したのでした。

今でもその友達に会うたびに「おまえノリで誘ったらまじで高校きたよなーw」なんて言われます。

 

毎日のように友達と受験勉強!

それまで不登校でなにに対してもやる気が起きず、毎日をボーッと過ごしていた僕。

志望校に合格という目標に向かって頑張っている友達の姿に刺激を受けて挑戦することにしました。

 

高校受験を決意した僕は、家に帰り母に「高校受験に挑戦したい」と告げました。

「反対されるかな…」とも思っていたのですが、意外と母の反応は良好でした。

 

「友達と一緒の高校に行きたいから」という今思えば不純な動機でしたが、母はものすごく喜んでいたのを覚えています。

 

自分で高校受験を決意し、家族にもその思いを伝えた後はもう勉強を頑張るのみ。

 

毎日のように友達の家に行き、一緒に勉強。

幸いだったのが、僕は私立中学に通っていたことです。

 

中学3年になってからはほとんど学校に行っていないものの、中学2年までの学習内容がかなり役に立ちました。

私立中学は公立中学に比べてかなり勉強のスピードが早いんですよね!

得意の英語を武器に、「これはいける」と感じるまで勉強する日々を送りました。

 

入試当日!面接に緊張

高校受験を決意してから、入試当日までは1ヶ月しかありませんでした。

気がつけばもう入試当日という感覚です。

 

友達と朝早く待ち合わせし、一緒にチャリで会場まで向かいました。

 

今まで勉強してきたことを全てだしきるつもりでテストを受けました。

 

肝心のテストの出来は、、、いつも通りの実力を出せて一安心。

 

筆記試験より、面接の方が不安が大きかったです。

「不登校だったことなんて言おう…」なんて思ってました。

 

やっぱり面接の当日は登校日数について質問されました。

 

「かなり中学3年生に入ってから欠席日数が多いね」と。

 

隠してもしょうがないし、ここは正直に答えました。

「中学は登校しない日が多かったですが、高校からは環境を変えてしっかりと登校したいと思ってます。」みたいなことを話した記憶があります。

 

面接官はそれ以上つっこんではきませんでした。

過去に不登校になった事実はあるものの、今後はしっかりと登校する意思があるかを見ていたのだと思います。

 

ドキドキの結果発表

結果発表の当日。

 

入学試験の日と同じく友達と待ち合わせをし、チャリで会場である高校まで見に行きました。

 

結果は、無事合格。

 

大喜びというより、「安心」という気持ちが強かったです。

筆記試験はいつもの力を出せたけども、不登校であることが唯一の不安要素だったので…。

 

ちなみに肝心の友達はなんと不合格でした。。。

「誘っておいてお前がおちるんかーい」って感じですよね。笑

 

でも安心してください。

友達もちゃんと後期の入試で合格しましたよ!

 

補足

僕が高校受験をした地域では、「前期」と「後期」の2回チャンスがあります。

私立の学校でいう「3月入試」みたいなものですね。

 

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画像引用元:スタディサプリ

 

受験勉強をどうすればいいのか不安…」という方は多いのではないでしょうか。

 

受験生にオススメの勉強方があります。

スタディサプリというサービスです。

 

僕はスタディサプリのおかげで、通信制高校から大学に進学することができました。

これまじです。笑

 

詳しくは「通信制高校に通っていた僕が、3ヶ月で偏差値を20あげて大学に進学した話」をご覧ください。

 

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通信制高校という選択肢もあるよ!

不登校から頑張って入学した公立高校ですが、その後1年ほどでやめてしまいました…。

 

「頑張って入学したのにもったいない!」と思うかもしれませんが、なんていうか僕にはあってませんでした。

 

公立高校でも不登校になった僕は通信制高校に通うことにしました。

 

これが僕にとっては最高の環境だったんです。

登校する時間は自由だし、校則もないし。

詳しくは「実際に通ってみてわかった、通信制高校のメリット・デメリット」を読んでください。

 

現在不登校で悩んでいるなら、通信制高校オススメです!

 

さいごに

不登校だった僕が公立高校に進学するまでについて書きました。

 

「不登校だけど高校に進学できるのかな…」と悩んでいる方。

 

大丈夫ですよ!

僕がそうだったように、中学は不登校であっても高校受験が可能です。

不登校であることで高校受験に負い目を感じることはありません。

 

「高校からは心機一転がんばる!」という気持ちを持つことが大切であると感じました。

この記事を読んで少しでも前向きになってくれれば嬉しいです!