・不登校だけどいきなり登校するのは不安‥
・子供が不登校だけど復帰させてあげたい
この記事はこんな思いを持っている方に向けて書いています。
- 僕が不登校から復帰することができた1つのきっかけ
- 中学・高校時代に不登校だった実体験を公開
- 環境を変えることの大切さ
不登校、もやもやしますよね。
「ずっとこのままでいいのだろうか‥」と悩む人も多いでしょう。
でも大丈夫ですよ!
不登校はあるきっかけで復帰することは可能です。
はじめまして、ナオキイシイともうします。
僕は中学・高校と2度も不登校になった経験がありますが、現在は東証一部上場のIT企業で働いています。
この記事では、僕が不登校から復帰することができた『きっかけ』について書いていきます。
誰でも実践することはできるので、「不登校から復帰したい!」というかたにとってお力になれれば嬉しいです。
目次
僕が不登校から復帰したきっかけとは
タイトルが気になってこの記事を読んでくれている方も多いと思うので、最初に結論を書きますね。
僕が不登校から復帰したきっかけは『受験』です。
小学生で不登校に悩んでいる方は公立中学への『進学』と捉えてもいいでしょう。
不登校の経験があるとわかると思いますが、なんのきっかけもなしにいきなり登校するというのは抵抗がありますよね。
どんな反応されるかわからないし、とにかく不安だと思います。
学校が変わる瞬間はとてもいい機会なんです。
いままでの人間関係から解放され、心機一転また一からやり直すことができます。
僕の場合、中学で不登校になった時も高校で不登校になった時も復帰のきっかけは『受験』でした。
受験って本来苦しくて大変なものであることが多いと思いますが、僕は全く逆。
「これまでは不登校だったけど、新たな学校で再スタートしよう!」という意気込みでワクワクしていたのを覚えています。
『受験』という環境の変わり目は自分を変えるチャンスです。
不登校から復帰した実体験を話します
中学・高校と2度不登校になっており、どちらも『受験』がきっかけで不登校から復帰をすることができました。
僕がどのようにして不登校から復帰をしたかについて書いていきますね。
中学時代に不登校から復帰した話
僕は私立中学に通っていました。
属にいう『進学校』であったため勉強は欠かさずやっていました。
定期テストのあるたびに自習室に閉じこもり、猛勉強。
周りの友達も先生も、いかに良い大学に進学できるかを考えていたように感じました。
最初のうちはテストでよい点を取れば友達、先生、さらには親からも褒められるので居心地の悪さは特別持っていませんでした。
でも、だんだんとそんな気持ちが崩れていきます。
「何のために勉強ばかりしているのだろう」
「この環境は僕にとっては合わないな」
このように感じることが多くなり、ある日から学校に通わなくなりました。
そんな状況を変えたのが『受験』でした。
中学3年生の冬、将来に対して「どうにでもなれ」と思っていた頃。
近所で偶然すれ違った友達に当時の僕の状況を伝えると、「じゃあ一緒の高校に受験しようぜ!」と誘われました。
友達にとっては半分冗談だったみたいなのですが、当時の僕にとってはなんだかワクワクする話でした。
それまで毎日を無気力で過ごしていた僕にとって、『受験』という目標にむかって挑戦する友達の姿はかっこよく映ったんですよね。
当時のことをもっと詳しく知りたい方は「中学は不登校だった僕が、1ヶ月で高校受験に合格した話」をお読みください。
高校時代に不登校から復帰した話
「高校から心機一転頑張る!」と決意して公立高校に進学しましたが、学生生活は長くは続きませんでした。
でも、これについては僕がクソ過ぎたんだと思っています。笑
普通の人だったら公立高校に環境を変えた時点で通えるはず!
遊びに夢中になり、だんだんと学校へ行くことがめんどくさくなってきたんです‥。
それまで私立中学に通っていた僕にとって、公立高校は比較的自由な環境でしたからね。
遊びすぎちゃいました。てへ
夏ごろから2度目の不登校になり通信制高校に転入。
そして高校3年生の冬、またしても転機が訪れます。
そうです、『受験』です。
通信制高校に通っていたので勉強は本当にしていませんでした。
学力的には中学3年の受験勉強から止まっていましたからね。笑
今後は高校受験ではなく大学受験。
将来のことを考えるといわゆる『最終学歴』ってやつです。
こう思った僕は受験を決意します。
受験日まで3ヶ月しかなかったので、色白になるくらい勉強しました。
結果、大逆転の合格。
こうして2度の不登校を乗り越え、復帰を果たしたのでした。
当時については「通信制高校に通っていた僕が、3ヶ月で偏差値20あげて大学に進学した話」をご覧ください。
環境を変えることは決して『逃げ』ではない
受験は自分を変えるチャンスです。
「不登校から復帰したい」と感じているのであれば、この好機を使わない手はありません。
「いまの学校で復帰を目指さないなんて逃げだ」という方もいるでしょうが、そんなネガティブなものではありません。
不登校という現状を変えるために行動をすることは素晴らしいことです。
むしろ環境を変えることによって心機一転がんばることを捨て、ずるずると引きずっているほうが『逃げ』であると僕は思います。
『受験』をピンチではなくチャンスと捉え、自分自身を変えるきっかけにしてください。
僕がそうであったように。
- 不登校から復帰するきっかけは『受験』
- 僕は高校受験、大学受験によって不登校から復帰した
- 『受験』自分を変えるチャンス
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