- 立ち会い出産って実際どうなの?なかなか決断しづらい…
- 立ち会い出産の体験談をききたい!
この記事は、こんな思いをお持ちの方に向けて書いています。
はじめまして。
ナオキイシイともうします。
僕は大学生4年の夏に彼女の妊娠が判明し、現在は一児の父として家族を養っています。
当時のことについては「大学生で彼女の妊娠が判明。僕は父になる決意をした。」をご覧ください。
この記事では、立会い出産を経験してみてわかったメリット・デメリットについてお話しします。
経験したことのない人にとって、立ち会い出産が少しでもイメージができるようになれば嬉しいです。
僕は男なので、すべて『夫・旦那目線』で書いていきますね。
- 大学生で立ち会い出産を経験!最初は乗り気ではなかった…
- 実際にしてわかった立ち会い出産のメリット・デメリット
- 立ち会い出産ってすべき?おすすめできる?
目次
夫である僕が立ち会い出産を決断するまで
本音は最初のうちはあまり乗り気ではなかった‥
最終的には立ち会い出産をすることにしたのですが、実は最初はあまり乗り気ではありませんでした。
なぜなら、出産に対してのイメージがあまりいいものではなかったからです。
『出産』と聞くと、とにかく壮絶なイメージがあったんですよね。
出産は鼻からスイカを出すくらい痛いって言うじゃないですか…。
「そんなに人が痛がっている現場に居合わせたくないよ!」とか思ってました。
ここらへんのことは妻には未だに言ってないので、この記事を見たら「そうだったの!?」って驚くと思います。笑
立ち会い出産を決断した理由
今でこそ立ち会い出産の経験者ですが、最初は出産の立ち会いにあまり乗り気ではなかったことをわかっていただけたかと思います。
「じゃあなんで立ち会い出産をすることにしたの?きっかけは?」
このような声が聞こえてくるので答えます。
僕が立ち会い出産を決断したのは、少しでも妻の支えになればいいと思ったからです。
「出産に立ち会ってほしい」とはじめて妻に言われた時は、正直にいうと心の底から「いいよ!」と答えることはできませんでした。
だって、人から人が出てくるんですよ!
めちゃめちゃ痛いって聞いてたし!
でも、よく考えてみると大変なのは妻なんですよね。
「痛がってるところ見てられないよ!」とか言ってる場合じゃないんです。
その、『痛がる人』は他の誰でもなく妻なんです。
僕以上にめちゃめちゃ不安だと思います。
そんなことを思っていると「痛い人みるの嫌だ〜」とか考えていた自分が情けなくなりました。笑
「少しでも支えられるなら立ち会おう!」と思うようになり、立ち会い出産を決断。
僕の妻の場合は「夫には出産に立ち会ってほしい!」と感じる派でしたが、世の中には「出産なんて見られたくない!」という方もいるはず。
立ち会い出産はパートナーとよく話して決めましょう。
感動!出産に立ち会うことのメリット
実際にしてみて感じた、立ち会い出産のメリットはこちら。
それぞれ話していきますね。
- 妻を近い距離でサポートすることができる
- 子供が生まれた瞬間の感動は計り知れない
- 『父』になることの実感が湧いた
- 出産の大変さが少しだけ理解できる
妻を近い距離でサポートすることができる
僕が実際に立ち会い出産を経験してみて感じた、最大のメリットはなんといってもこれ。
1番近い距離で妻を支えることができることです。
女性にとって『出産』ってワクワクする気持ちがあると同時に、とても不安なことだと思います。
そんな時、夫としてとなりにいてあげられることは精神的な支えになります。
実際に「立ち会ってくれたから頑張れた」と妻に言ってもらえました。嬉しい。
子供が生まれた瞬間の感動は計り知れない
立ち会い出産を経験すると、もちろん子供の誕生の瞬間にも立ち会うことになります。
子供が生まれた瞬間の感動はハンパないです。
やはり、「生まれたよ!」と報告を聞くのと目の前で出産を見守っているのとでは違いますね。
確実に泣きます。
僕はそんなに涙もろい方ではないんですけど、さすがに泣いてしまいました。
『嬉し泣き』をしたのは、この時が人生初だったかもしれません。
『父』になることの実感が湧いた
立ち会い出産をする事で、「自分は父親になったんだ」という気持ちが強くなりました。
『出産はゴールではなくスタート』とよく言いますが、ほんとその通りだと痛感しました。
もちろん妻が妊娠している時から、「来年からは父親なんだ」と思ってはいましたよ。
思ってはいたんですけど、目の前で子供が生まれる姿を目の当たりにして、その倍くらい『父になる』ことの重みがのしかかったような気がします。
出産の大変さが少しだけ理解できる
僕の子供が生まれた当日は、早朝からずっと妻と一緒にいました。
早朝に陣痛が起きて、午前中には病院へ。
その後夕方ごろに子供が生まれたのですが、その間ずっと妻といました。
そうすると、妻がどれだけ頑張ってくれたかが身にしみてわかります。
こういうことを書くと出産をひかえている人にとってマイナスになりそうなのですが、人があそこまで痛がるのをはじめてみました…。
本当に痛い時って声が出ないんですね…。
後悔?出産に立ち会うことのデメリット
ここまで立ち会い出産のメリットを書いてきましたが、ここからはデメリットについて書いていきます。
実際に経験して感じた立ち合い出産のデメリットはこちらです。
- 旦那が見たくないものまで見てしまう可能性がある
- 次の日は筋肉痛になります
- 仕事で出産に立ち会えないことも?
旦那が見たくないものまで見てしまう可能性がある
男性が立ち会い出産に躊躇する理由としては、これが1番多いのではないでしょうか。笑
「人が痛がっているところを見たい!」という人はいないですよね。
うん…。いないことを願う!
僕が始めて「出産に立ち会ってほしい」と言われた時、あまり気が進まなかったのも「見たくないものまで見てしまうのではないか」という不安からです。
人から人が出てくるのって結構な衝撃だと思います。
僕も子供が生まれた瞬間は見ました。
もちろん衝撃でした。
衝撃だったんですけど、感動の方が勝りました。
今となって言えますが、やっぱり感動の方が大きかったのでそこまで嫌な思い出は残ってません。
次の日は筋肉痛になります
立ち会い出産は夫も体力を使います!
ただ、『立ち会う』だけはないんです。
声を出してそばにいるだけではないんです。
妻の腰を全力で押したり、飲み物を買いに1階の売店までを急いで何往復もしたりしました。
立ち会い出産を経験すると次の日は体のどこかが筋肉痛になります。
これは、妻を頑張ってサポートした証ですね。
僕の場合は右腕が次の日めっちゃ痛くなりました。笑
半日間、テニスボールで妻の腰を全力で押し続けていたからだと思います。
仕事で出産に立ち会えないことも?
僕の場合は当時学生だったため、出産に立ち会うことができました。
でも、世の中の多くの人は「仕事で立ち会い出産はできないよ!」という人も多いはず。
その通りだと思います。
出産はいつになるかわかりません。
必ずしも望む日時や時間帯になるとは限りません。
いくら「立ち会い出産をしたい!」と強く思っても、仕事の都合でどうしても不可能な場合はあります。
立ち会い出産はすべき?後悔はない?
ここまで立ち会い出産のメリット・デメリットを書いてきました。
そこで、「実際立ち会い出産はすべきなの?」という質問に答えたいと思います。
結論、少なくとも1度は経験すべきと個人的には感じました。
子供が生まれた瞬間は一生忘れることができないし、今でも頭の中で鮮明な映像として残っています。
子育てで大変なことがあっても、生まれた時の感動を思い出せば乗り越えられました。
もちろん立ち会い出産をするまえは不安もあるのですが、終わってみれば圧倒的にメリットの方が大きいです。
勇気をだして出産に立ち会ってみることをオススメします。
立ち合い出産を経験すると、妻を女として見れなくなるってホント?
ここで夫ならではの不安要素について触れておきたいと思います。
よく、「出産している姿をみると妻を女として見れなくなる」っていいますよね。
確かにいいたいことはわかるよ!
わかるけどさ…
そんなことなかったので安心してください。笑
旦那は立ち会い出産で倒れることも!?
「出産の現場が壮絶すぎて、男は気絶しちゃうんじゃないの!」と思う方、多いみたいですね。
ネットで検索するとちらほらそんな声を見かけます。
まあ、さすがに倒れることはないと思いますよ。笑
僕の場合は全く平気でした。
そもそも妻の頭側に立っているので、クラっとくるほど衝撃的な光景は見てません。
医師たちと同じ側に立っていたら少しは「ひええ…」と感じるかもしれませんが、実際はそんなポジションにはいれません。
医師たちの邪魔になりますからね。笑
立ち会い出産を考えている人は、「気絶して倒れたらどうしよう…」とか考えなくていいです!
さいごに:立ち合い出産は一生に一度は経験すべし!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
さいごに要点をまとめますね。
- 妻を近い距離でサポートすることができる
- 子供が生まれた瞬間の感動は計り知れない
- 『父』になることの実感が湧いた
- 出産の大変さが少しだけ理解できる
- 旦那が見たくないものまで見てしまう可能性がある
- 次の日は筋肉痛になります
- 仕事で出産に立ち会えないことも?
実際に経験した僕からすると、立ち会い出産はオススメです。
たしかにデメリットも挙げましたが、それ以上にメリットが大きいと感じました。
一生のうちに一度は経験してみてもいいんじゃないでしょうか。
ん?僕に2人目ができたら出産に立ち会うかって?
うん…。まあ…。
し、仕事が忙しくて、立ち会いしたくてもできないかもしれません(白目)
この記事を読んで少しでも『立ち会い出産』のイメージが沸いてくれれば嬉しいです!
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